(速報)2022年日本水文科学会研究発表会(合同大会)のご案内
2022年度研究発表会も水文・水資源学会との合同大会となります。
第1報として日時および会場を速報します。
日 時:2022年9月4 日(日)〜7 日(水)
場 所: 京都大学宇治おうばくプラザとオンラインのハイブリッド
⁂ 詳細:2022年度 研究発表会のご案内
(↑水文・水資源学会によるアナウンス文ですのでご了承ください)
また、9月5 日(月)〜7 日(水)に開催される2022年度総会・研究発表会におけるプロポーズドセッションも併せてご案内いたします。
(1) セッション名
北極域・永久凍土域の水・物質循環
(2) 代表コンビーナ名
檜山哲哉・名古屋大学宇宙地球環境研究所・教授
(3) 共同コンビーナ
小谷亜由美・名古屋大学大学院生命農学研究科・助教
飯島慈裕・三重大学大学院生物資源学研究科・教授
鈴木和良・海洋研究開発機構・北極環境変動総合研究センター・主任研究員
(4) セッションの趣旨
地球温暖化に代表される気候変動によって、北極域(北極海とそれを取り囲む陸域)では降水量、蒸発散量、河川流出量が大きく変動している。特に、1990年代以降の北極海氷縮小による大気水循環の変化は、北極域の陸域水循環に大きく影響し、永久凍土の融解を伴うことで、炭素や窒素などの物質循環の変調をもたらしている。
我が国では、近年、北極域や永久凍土域の環境変化にフォーカスしたArCS IIやPAWCsなどの研究プロジェクトが行われており、それらのプロジェクトで得られつつある最新の知見を水文学的な視点で議論することは意義深い。さらに、これらの地域を対象とした社会水文学的な超学際研究を展望することも重要である。
そこで本セッションでは、北極域・永久凍土域の水・物質循環に関わる観測、モデリング、データ解析研究で得られた最新の成果を持ち寄り議論するとともに、社会水文学的な超学際研究を展望することを目的とする。